公益財団法人北九州産業学術推進機構
産学連携統括センター


「第1回 3Dものづくり技術研究会」
開催についてのご案内


 この度、公益財団法人北九州産業学術推進機構(FAIS)では、地元企業の皆さまが協同して3Dものづくり技術の研究を行う場として、「3Dものづくり技術研究会」を設立しました。
 今回、この3Dものづくり技術研究会の第1回会合を実施し、アンケート調査の学術的見解や先進企業の取り組み事例などを講演会形式で開催しますので、ご案内します。
 皆さまのご参加をお待ちしております。


1. 開催概要
日時
平成27年7月30日(木) 13:30~16:00 

場所
FAIS学術情報センター(若松区ひびきの1番3号)  1階 遠隔講義室1
アクセス → アクセス図.pdf

2. プログラム 
13:30
開会の挨拶 

13:35~14:15[40 分] 
<学術的見解>
「北九州地域製造業における3次元化の現状について」
横浜国立大学大学院 竹田 陽子 教授 

14:15~14:55[40 分] 
<研究会活動紹介>
「3Dものづくり技術研究会」平成27年度活動計画説明
FAISものづくり革新グループ 部長 牛島 雄二 
  活動計画、アドバイザーおよび3D技術専門家のご紹介 
  実施中の3Dものづくり無料相談会のご紹介と今後の予定 
  北九高専による支援のご紹介 

14:55~15:55[60 分] 
<先進企業の取り組み事例> 
「小ロット製造代行サービス会社における3Dものづくりへの挑戦」
株式会社三松 代表取締役社長 田名部 徹朗 氏  

16:00~17:00[60 分] 
<3Dものづくりに関する質問・相談コーナー>
3D技術の専門家が、皆さまからのご質問・ご相談にお応えします。 

3. お申し込み方法
別紙「参加申込書」にご記入の上、FAXまたはメールにてご返送ください。

<講演者プロフィール>
※ 竹田 陽子 教授(横浜国立大学大学院環境情報研究院) ※ 
竹田先生は、3次元活用技術の効用について経営面からアプローチする手法で研究を行っている第一人者です。
平成25年度に北九州市内の動向について研究を依頼し、その分析結果は FAIS の事業計画策定に大きく寄与しています。平成26年度は、前年度と同一の研究手法を用いて北九州広域の3次元活用実態を解明する研究を行っており、また研究会へも貴重な提言をいただいています。 
今回は、北九州広域における実態、さらにこの地域が全国に比べてどのような状況にあるのかを解説していただきます。 

※ 田名部 徹朗 氏(株式会社三松  代表取締役社長) ※ 
株式会社三松(福岡県筑紫野市)は、昭和49(1974)年に葉たばこ乾燥機の部材製作からスタート、薄物板金加工を基本技術とし、「お客様のどんなわがままにもお応えする」をモットーに、設計・開発、部品加工、外注購買、アッセンブリー、工場管理・技能教育までのメーカー機能を代行するサービス業を目指し、1個からの小ロットから数千個までの中量品に対応している企業です。 
また、自社製生産管理システムSINSを構築し、メーカーが異なる多数の最新機器全てをネットワーク化し連携させていますし、デジタルと職人技との融合を目指した3D対応自動塗装ラインや、3DCAD対応溶接ロボットといった業界でも先駆的な設備も積極導入しています。平成22(2010)年には、3D-CADのカスタマイズ事業から3次元シミュレーションソフト「SMASH」の開発販売も手掛けています。 
今回は、これら先駆的な取り組みについて、ご披露いただきます。


「参加申込書」(Word 97-2003)はこちら → (申込書)第1回3Dものづくり技術研究会の開催.doc
「印刷用本文」はこちら(PDF) → (案内)第1回3Dものづくり技術研究会の開催.pdf


【お問い合わせ先】 
公益財団法人北九州産業学術推進機構(FAIS)
産学連携統括センター 産学連携部 担当:柿添 
電話 093-695-3006
E-mail h-kakizoe@ksrp.or.jp