サプライヤー応援隊事業
「サプライヤー応援隊事業」は、中小企業・小規模事業者が、自動車産業の運転技術の高度化やパワートレインの電動化等(CASE)の潮流を受けた適切な技術的対応等ができるよう支援を行い、日本の雇用、経済を支える重要産業である自動車産業の底上げを図ることを目的としています。FAIS自動車技術センターは、経済産業省の補助事業の採択を受け、自動車産業における人材育成と、これによって得た指導者を地域の自動車関連企業へ派遣し、地域のものづくり力向上を目指します。
① 指導育成事業の開催
中小サプライヤーが抱える喫緊の課題に柔軟に対応するとともに、最新の自動車部品に搭載されている技術や開発動向を学ぶためのカリキュラムや企業を経営する上で必要となる課題創出力・経営力など将来的な指導者の予備軍の育成を踏まえたカリキュラムのスクールを開講。
(1)若手・中堅技術者育成カリキュラム
実施時期:令和元年10月2日(水)、3日(木)
対 象 者:中小企業の若手・中堅技術者等
定 員:30名(定員に達し次第、締め切らせていただきます。)
内 容:ものづくりの基本、運営・管理を行う技術者の役割など
*「若手・中堅技術者育成カリキュラム」受講申込書 はここをクリック
(2)専門技術者育成カリキュラム
実施時期:令和元年10月~12月に数回を予定
対 象 者:中小企業の中堅・専門技術者等
内 容:電動化の進展、参入可能性のある部品やモジュールについてなど
(3)リーダー・幹部育成カリキュラム
実施時期:令和元年12月を予定
対 象 者:中小企業のリーダー・幹部等
内 容:現場管理・改善、課題創出力、経営力など
② 現場派遣(応援隊派遣)事業
(1)リーダー・幹部育成カリキュラムを受講し、指導者として資質があると思われる方を応援隊に認定するとともに、企業からの相談に対して、現場に派遣し、自動車メーカーのノウハウを活用した企業診断を行い、対象企業の強み・弱みの分析結果に基づく業務改革を促すとともに、原価企画の徹底、標準化のための取組等、技術改善、経営改善をサポートする。
福岡県北九州市の学術研究と研究開発・産学連携拠点である北九州学術研究都市