デジタル化サポートセンターの運営

 市内中小企業に専門家を派遣してビジネスのデジタル化やDXを支援する「北九州デジタル化サポートセンター」を運営し、市の施策と連携しながら、中小企業のデジタル化、DXの推進に取り組んでいます。

北九州デジタル化サポートセンターの概要

kitakyushu-degital-support.png詳しくは、次のページをご覧ください。
北九州デジタル化サポートセンター(https://ktq-telework.jp)

生産性向上リーディングモデル創出事業

 IoT導入の目的は、製造現場のデータを有効活用することにより、生産・品質のプロセス改革等を行い、企業の競争力強化、人手不足の解消等につなげようとするものです。
 FAISでは、平成30年度より、生産性向上リーディングモデル創出事業を実施し、成功モデルの創出と他企業へのIoT導入の動機づけにつながるショールーム化を進めてきました。
 これらの成果をさらに発展させ、市内の多くのものづくり企業にIoT導入の意義について理解を深めていただき、IoTの導入への一歩踏み出す支援を行っていきます。
 また、リーディングケース(事例)の幅をさらに広げるため、引き続きリーディングモデル創出のための共同研究を進めていきます。

 2020年度に、これまでの取り組みの成果をまとめた事例集を作成しました。
 詳しくは、次のPDFファイルをご覧ください。

IoT活用による生産性向上事例集

IoT実践研究会の取り組み

 財団では、生産性向上に取り組むリーディング企業自らが発案者となり、企業間の情報共有や活動の成果の他企業への展開を目的として発足した、「IoT実践研究会」の取り組みを支援しています。令和元年度に発足した同研究会は、その後も活動を継続し、各社の現場訪問、課題の抽出と改善方法やノウハウの共有を行っています。
 IoT実践研究会の活動の詳細は、次のページをご覧ください。

IoT実践研究会

研究会活動の推進

 地域企業などのDX推進などのため、各種の研究会活動に取り組んでいます。

医療・保健分野のDXに関する研究会

 FAISでは、高齢者介護施設における感染症予防を目的として、北九州市保健福祉局と連携し、「高齢者福祉施設における換気対策実証事業」の実施を計画しています。
事業の内容は次のとおりです。

  1. 高齢者介護施設における換気のあり方に関する実証等検討会の開催
  2. 高齢者施設に対するアンケート調査の実施
  3. 高齢者介護施設における換気対策の実証
  4. 効果的な換気対策方法に関する提案

※この事業は、北九州市保健福祉局先進的介護システム推進室と連携して実施しています。

産業スマートエネルギーシェアリング研究会

 産業の脱炭素化の推進に向け、産業団地における事業者間の熱供給事業の面的展開に向けた知見を得ることを目的に、国立環境研究所などとともに検討を行っています。
 若松響灘地区において、複数の企業間でのFS調査を実施し、モデル事業を実現することを目指しています。
 また、地域のエネルギーシェアを円滑に推進する中間組織「地域EIPセンター」に求められる機能や実現に向けた課題等についても検討しています。

産業スマートエネルギー

現地調査の様子