北九州市内の企業が取り組んできた先端技術の研究開発が「第4回ものづくり日本大賞 特別賞」を受賞。

このたび、財団法人北九州産業学術推進機構(FAIS)のコーディネート等により北九州市内の企業が取り組んできた先端技術の研究開発が「第4回ものづくり日本大賞 特別賞」を受賞しましたのでお知らせいたします。

FAISは、産学連携の促進や中小企業・ベンチャー企業の総合的な支援を行う機関です。特に、先端科学技術分野の研究を行う大学・研究機関の知的基盤を活用した産学共同研究による地域企業の技術高度化に積極的に取り組んでいます。

 

1 受賞した研究開発(2件)

 

(1)受賞件名  研削加工における仕上げ加工の省力化、高精度化を実現した自動補正型研削システムの開発

部門    製品・技術開発部門 特別賞

受賞者   塩田聖一(リーダー)他6名

所属企業  株式会社C&Gシステムズ(八幡西区)、株式会社三井ハイテック(八幡西区)、株式会社昭和電気研究所(福岡市)、福岡県工業技術センター機械電子研究所(八幡西区)、国立大学法人九州工業大学大学院

開発概要   下記資料:「参考資料1」参照

※平成19年度、20年度の経済産業省の委託事業などで、FAISが管理法人として、開発を推進した研究成果を受けたもの。

 

(2)受賞件名  世界トップの高殺菌・消臭分解機能製品の開発

部門    製品・技術開発部門 特別賞

受賞者   原賀久人(リーダー)他9名

所属企業  株式会社フジコー(戸畑区)、国立大学法人九州工業大学、公立大学法人北九州市立大学、福岡県工業技術センターインテリア研究所(福岡県大川市)

開発概要  下記資料:「参考資料2」参照

※平成13年度から北九州市の支援で基礎技術の開発に着手して、平成20年度からの経済産業省の委託事業などで、FAISが管理法人として開発を推進した研究成果を受けたもの。

 

2 ものづくり日本大賞の概要

 

日本の産業・文化の発展を支え、豊かな国民生活の形成に大きく貢献してきた「ものづくり」を着実に継承、発展させていくため、製造・生産現場の中核を担っている中堅人材や今後を担う若年人材など、特に優秀と認められる人材等に対して内閣総理大臣賞等を授与する制度。

第4回となる今回は、日本全国から経済産業省関係で、内閣総理大臣賞7件、経済産業大臣賞14件、特別賞19件、優秀賞70件が選定されました。

 

参考資料(研究の概要紹介、画像付き)下記をクリックしてください。

北九州市「ものづくり日本大賞」特別賞受賞 資料.pdf

 

 

【問い合わせ先】

<受賞に関すること>

北九州市 産業経済局 新産業振興部 新産業振興課

093(582)2905 (担当/田原、田村)

<これまでの経過や技術的内容に関すること>

財団法人北九州産業学術推進機構<FAIS> 産学連携統括センター事業推進部

093(695)3006 (担当/中野、田中)

株式会社C&Gシステムズ   093(642)4541 (担当/秋吉)

株式会社フジコー       093(871)0761 (担当/原賀)