国家戦略特区の取り組み

■介護ロボット等を活用した先進的介護の実証・実装

 平成28年に国家戦略特区「介護ロボット等による先進的介護の実証・実装」に指定された北九州市の委託を受け、介護ロボット等の導入による介護の質の向上や介護現場の生産性向上、介護従事者の負担軽減、介護ロボット等の市場拡大などの実現に取り組んでいます。

介護ロボット等を活用した先進的介護の実証・実装

介護ロボット等導入・実証事業

 介護従事者の負担軽減を目的とした介護ロボット等の導入を進めるため、介護施設において、介護作業の分析や介護ロボット等の導入、実証を行っています。

■介護ロボット等の導入と実証事業

 平成28年度からの作業観察及び分析や介護ロボット等の導入・実証の成果を踏まえ、介護ロボット等の効果的な活用、効果的な人員配置、これからによる業務整理やQOL向上による、人とテクノロジーが融合した介護施設における新たな働き方(北九州モデル)の検証を行い、介護の質を落とすことなく介護従事者の負担を軽減し生産性を向上させるという狙い通りの成果を得る事ができました。実証に当たっては、導入する介護ロボット等の選定や人材育成、導入後のフォローを行うとともに、検証の前後での作業観察についても支援しました。

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介護ロボット等開発事業

 北九州市が推進する先進的介護の実現に向けた取り組みの一環として、介護現場のニーズも即し、また介護従事者の身体的・精神的・時間的負担の軽減の軽減に寄与し得る実用的な介護ロボットの開発・改良を支援しています。
 また、開発・改良された介護ロボット等の実証がタイムリーかつ迅速も実施できるよう、自前で倫理審査委員会を運営しています。

■北九州市介護ロボット開発コンソーシアム

 現場ニーズに沿った実用的な技術開発と特区事業効果の最大化に貢献するため、介護従事者の負担軽減、介護現場の生産性向上等に資するロボット関連技術の開発に取り組む企業・団体を募集しています。会員への開発・改良支援として、介護現場における作業分析データの提供や安全性検証のサポート、倫理審査受審のサポート、開発費補助、実証フィールドの提供等を行っています。また、介護現場と会員企業の製品を紹介する会誌の発行や意見交換会を開催するなどニーズとシーズのマッチングにも取り組んでいます。また、介護ロボット等の普及啓発のため、展示会への出展や講演会等も行っています。

展示会出展風景

 令和2年度は、倫理審査1件、開発補助4件、実証フィールド提供3件の支援を行いました。
●令和3年3月現在:会員数 41企業 5大学 6機関