産業用ロボット等の導入を検討する北九州市内の中小企業に対し、産業用ロボット等導入の事前検証やFS(実現可能性調査)に要する費用(費用対効果の算出、業務分析、システムの検討等)の一部を補助します。

【補助対象者】
北九州市内に事業所を有する者のうち、次の全てに該当するものとします。
(1)中小企業基本法(昭和38年法律第154号)第2条の1号から4号に規程する中小企業者であり、製造業および運送業に属する事業を営むもの。
(2)専門家の指導を受けるなどし、生産性の向上に関する計画を作成し、又は作成を予定しているもの。
(3)市税を滞納していないこと。
(4)暴力団でないこと、また暴力団員と密接な関係を有するものでないこと。
 ※システムインテグレーター企業(SIer企業)が申請者となる場合は、申請者及び検証を行う対象企業(ユーザー企業)のいずれも上記に該当する必要があります。

【補助対象事業】
北九州市内の事業所において、生産性向上を目的に、産業用ロボットをはじめとした先端設備の導入による費用対効果の算出、生産工程の分析及びロボットシステムの検討等を行う事業とします。
※設備導入を検討する事業所が北九州市内である必要があります。(例:本社が北九州市内でも市外の工場への導入検討は対象外)

【補助対象経費】
〇人件費:産業用ロボット等導入の事前検証やFSに従事する者の作業時間に対する人件費
〇外注費:システムインテグレータ(SIer企業)等による業務分析、機種評価、設計シュミレーション等に係る費用※
〇その他:上記に掲げる費用の他、FAIS理事長が特に必要と認める費用
※但し、物品購入費は除く

【補助率及び補助金額】
対象経費の2/3以内、1件あたり200万円上限

【公募期間】
令和5年6月21日(水)~令和5年7月14日(金)

【チラシ】
産業用ロボット等の導入前検証補助金【チラシ.pdf

【請書等】
産業用ロボット等の導入前検証補助金書類一式.zip

過去の採択結果

年度 採択企業名 採択事業名称
令和4年度 クラウン製パン株式会社 ミニクロワッサン製造ロボット
令和4年度 有限会社恒成工作所 モータSTコア材のプレス機への着脱作業
令和4年度 フォースウエーブ・パートナーズ株式会社 ヘリサートネジ挿入の自動化のロボット検証
令和4年度 株式会社池田冷熱工業 排気ダクト製造の自動化検討
令和4年度 株式会社戸畑ターレット工作所 アルミダイカストのタップ加工工程のロボット検証
令和3年度 株式会社かねすえ 明太子のパック製品を入れる段ボール製内箱の箱折り作業の生産性向上のための"箱折りロボットセル"導入前検証事業
令和3年度 リンクアームズ株式会社 株式会社宇佐餅の新工場製造ラインの生産性向上の為の"ロボット導入等の導入前事前検証事業"
令和3年度 有限会社ICS SAKABE 継ぎ目板製造ラインの生産性向上のための産業用ロボット等の導入前検証事業(九州鉄道機器製造株式会社様向け)
令和2年度 有限会社専塗工業 粉体塗装製造ラインの生産性改善のためのロボット導入前検証
令和2年度 株式会社ビートルエンジニアリング ビン・缶・ペット容器分別用AIロボットの導入前検証
令和元年度 九州鉄道機器製造株式会社 継ぎ目板製造工程におけるAI付きビジョンシステムの有効性検証事業
令和元年度 株式会社しんこう 集積ピロー包装機へのロボットによる自動投入
令和元年度 東亜金属工業株式会社 ライン生産用研磨加工ロボット導入前検証事業
令和元年度 株式会社戸畑ターレット工作所 ロボット及びカメラを用いたダイキャスト部品の検査工程の自動化のための事前検証