デジタル化・DXの課題整理ワークショップ開催のお知らせ〔参加無料〕
デジタル化・DXを進めたいけど何から手を付けていいか悩んでいる方へ
この度、デジタル化・DXにおける「課題整理ワークショップ」を開催いたします。
このワークショップでは、社内でデジタル化やDXに取り組んでいる方や、これから取り組もうとする方が、自社の課題を具体的に洗い出し、整理することで次のステップに進むための明確な道筋を見つけます。
また、企業間の共創を促進し、同じような課題を持つ企業同士が一堂に会し、意見交換等を行うことで、新たなアイデアや解決策の創出を目指します。
デジタル化やDXに取り組む企業の皆様、また、これから取り組もうと考えている企業の皆様、この機会にぜひご参加ください。
開催概要
■日時: 7月25日(木)14:00-17:30(開場13:30) ※ワークショップ終了後、同会場内で交流会を実施いたします(無料)
■場所: 株式会社YEデジタル社内コワーキングスペース「SAKASSO!」 (北九州市小倉北区米町二丁目1番21号 APエルテージ米町ビル6F)
■参加費: 無料
■定員: 30名
■対象: 以下のいずれかに当てはまる方。1社から1名までの参加で、北九州市DX推進プラットフォームのDX推進ユーザ企業優先とさせていただきます。
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- デジタル化・DXに向けて自社の課題を整理したい方
- 他社との共創でDXを進めたい方
プログラム(予定)
・インプットセミナー
・自社課題整理ワークショップ
・共創グループ形成に向けた情報交換
・交流会
ファシリテーター
9 Capital 代表パートナー
竹山 将志 氏
【ファシリテータープロフィール】
ソフトバンクグループに新卒入社。エンジニアマネージャーとしてシステム開発、事業開発マネージャーとして新規事業立上げを行う。
政府系ファンドを経て、金融機関でベンチャーキャピタルを新規立上げ。スタートアップへの投資や支援を行う。現在は北九州でベンチャーキャピタルの立ち上げ準備中。
学生・社会人・起業家向けアクセラレーションプログラムのメンターを複数務める。資金調達、事業開発、プロダクト開発の支援実績が豊富。
北九州市企業誘致アドバイザー
情報経営イノベーション専門職大学客員教授
多摩ものづくりスタートアップ起業家育成事業メンター
TOKYO創業ステーション コンサルタント
インプットセミナー講師
(左)株式会社kubell(2024/7/1に株式会社Chatworkより社名変更)COO室長 中 哲成 氏
(右) 株式会社kubellパートナー 事業開発 中島 康貴 氏
【講師プロフィール】
<中氏プロフィール>
大手インターネット広告会社で取締役ソリューション統括、新設子会社の代表等を歴任
シリーズCスタートアップで、執行役員事業統括責任者として、事業戦略立案、事業開発、事業撤退等を経験
Chatwork株式会社(現:株式会社kubell)でCOO室長としてアライアンス開発・事業開発等に従事
<中島氏プロフィール>
飲食経営・民間調査会社 東京オフィス責任者を歴任
三井系ベンチャー 海外BPO兼事業開発 担当
大手教育サービス 子会社取締役
Chatwork株式会社(現:株式会社kubellパートナー)でBPaaS事業のアライアンス&サービス開発に従事
参加申込方法
お申し込みは、以下のリンクから専用フォームにご記入ください。定員に達し次第、締め切らせていただきます。
https://www.ksrp.or.jp/robo-dx/form/index.php?form=34
主催: 公益財団法人 北九州産業学術推進機構〔FAIS〕
協力: 株式会社YEデジタル
お問い合わせは以下までご連絡ください。
公益財団法人 北九州産業学術推進機構〔FAIS〕
北九州市ロボット・DX推進センター DX推進部 担当:松本、糸川
MAIL:iipc@ksrp.or.jp
TEL:093-695-3077
これまでの北九州DXツアーの様子
FAISでは北九州DX推進プラットフォームにおける活動の一環として、これまでデジタル化・DXの視察を「北九州DXツアー」と題して実施してまいりました。
ご訪問させていただいた視察先は以下の通りです。※企業名をクリックすると各社のHPへ移動します。
日付 | 視察先 | 業種 | 視察先紹介 |
6/12 (水) |
製造(金属加工) | 「覇気・誠実・廉価」を企業文化とし、社員の幸せと豊かな社会づくりに貢献するため製造業DXを推進。IoT技術を活用し、生産現場の状況をリアルタイムに把握し、自動車部品事業ではTPSを導入し改善することで生産性向上。 また、タブレットを使って内製でシステム構築し不具合情報などもリアルタイムに収集しレガシーシステムの技術的な負債を洗い出し、ITシステムとデジタル技術の最適化を目指すためのデータベース一元化プロジェクトを進行中。 製造業DXに取り組んだ事により、生産データへのアクセススピードが向上したことでPDCAのスピードが飛躍的に早くなり生産性を向上させ一人あたりの付加価値額(労働生産性)が向上。 |
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6/13 (木) |
製造(食品) | DXを通じて、ビジネス機会を逃さず攻めの姿勢を持つと同時に、ビジネス環境の変化に迅速に対応する守りの姿勢の両立を目指すビジョンを設定。 このビジョンの実現のために、当社はC4Iシステムの思想を取り入れてデジタル技術を活用し、社内システムを構築。この取り組みによって、現場情報はリアルタイムでクラウドに集約され、経営層は進行中のプロジェクトや業務状況を正確に把握し、迅速な意思決定が可能に。 その結果、情報の漏れや伝達ミスが減少し、経営層や中間管理層が本来の業務に集中できるようになり、組織の運営速度が大幅に向上。 |
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6/20 (木) |
廃棄物処理・運輸 |
創業52年『BEETLE』の愛称とともに、リサイクル・廃棄物処理事業を北部九州で展開し、環境関連システム事業では商圏を全国に広げてきた。
デジタル活用によって自社において働きやすい環境を追求し、事業の持続性や競争力を高めると同時に、蓄積した情報を活用することで新たなサービスの創出にも繋がっている。 例えば、全国の排出事業者の資源循環促進やカーボンニュートラル実現の支援システムや、運送の効率化を起点としたドライバー不足に対応するアプリケーション等。
これら業界横断型のDXの取り組みに対しては、第1回北九州DX大賞グランプリ受賞、経済産業省DXセレクション2024準グランプリ受賞と対外的な評価も高まっている。
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6/26 (水) |
印刷 | 1969年創業の印刷会社として、サイン事業、デジタルプリント、段ボールディスプレイなど多様な事業を展開。東京進出とリーマンショックを経て、デジタル化の必要性を痛感し、2009年からDXに着手。 広告代理店や同業者からの下請け体質から脱却し、直接エンドユーザーと繋がるビジネスモデルへ転換。また、クラウドツールの導入や基幹システムを自社開発し、情報の一元管理を同時に推進。 これにより業務効率が向上し、多様な働き方が可能に。DXの定着により、新規事業が次々と立ち上がる企業風土へと変革し、人材育成を目的とした多角化経営を進めている。 これらの取り組みが認められ、経済産業省のDXセレクション2023で準グランプリを受賞、2024年度版「中小企業白書」に取組事例として掲載。 |
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6/27 (木) |
製造(バルブ・メンテ) |
1世紀にわたり蓄積したものづくり企業の理念を受け継ぎながら、2021年の経営刷新を機にDXやクリエイティブなど社会における新たな潮流を受容し、新規事業や地域創生などの幅広い領域で産業・社会の変革をリードする「未来型ものづくり企業」へ転換。
現在の市場では、優れた製品・サービスでも認知を得るには多角的なアクションが問われる。 岡野バルブ製造はこうした流れの中で、新事業の大規模プラントを持つ装置産業のDX支援や製造業同士をマッチングする受発注プラットフォーム、産学官連携によるロボット開発へ展開を広げている。 「未来型」を掲げ、自社に留まらず他社を巻き込んだ変革を使命としている。 |
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7/11 (木) |
不動産 |
北九州市内9店舗で賃貸住宅の管理を中心にした賃貸仲介、売買仲介、資産活用といった不動産業、住宅型有料老人ホーム「ゆうゆう壱番館」運営のシニアライフ事業、FC事業や研修のネットワーク事業を実施。
2018年の新本社建築を機にデジタル化、全社員による業務棚卸で生産性向上を目指した。
また労働集約的な不動産業の改革に挑戦したいという目的も。 北九州市ロボット、DXセンターにご支援いただき、オーナー様との接点についてはオンラインでのセミナー、お部屋探しのお客様にはオンラインによる物件内覧が可能に。現在は入居者様用のアプリや電子契約、各種システム導入を実施中。
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いずれも定員を越えたお申込みをいただき、視察先の取り組みのご説明や現場の様子に熱心に耳を傾けられていたほか、質疑応答も活発に行われていました。
今回企画したワークショップでは、視察に参加された企業の方々やこれからデジタル化・DXに取り組もうとされている方々がまず何から手を付けたらよいかのヒントを得られる場となっておりますので、ご参加いただければ幸いです。