北九州市ロボット・DX推進センターでは、ロボットやIoTの導入・活用等の推進をする企業向けに人材育成講座や各種スクールの開催等を開催し、生産性向上に必要な人材育成の取組みを行っています。

昨年11月、小倉工業高校の電子機械科2年生を対象に、高校に小型の産業用ロボットを持ち込んでデモンストレーションの出張講義を行い、出張講義後、産業用ロボットについてさらに学習を深めたいと希望した学生を対象に、産業用ロボットの教示等特別教育を実施しました。

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電子機械科の学生ということで、ロボット操作方法の理解や習得が早く、スムーズに学習が進みました。実際にロボットを操作してみて、自分でプログラミングした通りにロボットが素早く正確に動作したことに感動し、さらに産業用ロボットに関心を持ってもらえたようでした。

また、産業用ロボットが人材不足や生産性向上の課題解決に必要不可欠であることも理解してもらい、将来、そのような場所で活躍できる人になりたい、という感想もありました。

今回受講した学生さんが、将来、産業用ロボットの分野において活躍してもらえると嬉しく思います。

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産ロボ特別教育修了者に発行した特別教育修了証(見本)

<産業用ロボット特別教育概要>

受講者:小倉工業高校 電子機械科 2年生 23名

場所: 北九州市ロボット・DX推進センター

内容:産業用ロボットの基礎、関連法規、安全対策、操作実習等

(労働安全衛生規則第36条第31号に基づく産業用ロボットの操作特別教育に準拠)