"マツダ"が語る「産学官連携で拓くこれからのクルマづくり」
~第3回自動車産業新規参入・取引拡大セミナー~

北部九州・山口県は、自動車メーカーが4社立地し、その生産能力は204万台と、国内第3の生産拠点になっています。中でも、ガソリンエンジン車の更なる燃費向上や環境性能を高めた新世代ディーゼル車の開発など「SKYACTIV技術」を次々と展開する"マツダ"には注目が集まっています。
そこで今回のセミナーは、マツダの研究開発担当役員補佐 松岡孟氏と技術研究所副所長 山本幸男氏をお招きし、「マツダのクルマづくりと産官学連携にかける期待について」ご講演いただきました。

■開催概要
日   時 :平成24年3月22日(木)
場   所 :北九州学術研究都市 学術情報センター 遠隔講義室(北九州市若松区ひびきの1番3号)
主   催 :公益財団法人北九州産業学術推進機構(FAIS)、北九州市
後   援 :九州経済産業局、北部九州自動車150万台先進生産拠点会議
参加人数 :118名

◇プログラム

時間
内容・演者
13:30~14:50 第1部 『マツダのクルマづくりと地域における産学官連携』
      マツダ株式会社 研究開発担当役員補佐  松岡孟氏
第2部 『自動車の技術ニーズと産学官連携への期待』
      マツダ株式会社 技術研究所副所長  山本幸男氏
15:00~16:30 (仮称)EV部品展示ルームのお披露目 電気自動車「リーフ」のボディーやモーター・インバータ等の構成部品を常設展示 するスペースが、北九州学術研究都市の技術開発交流センター内に出来ました。
当日は、セミナー参加者に限りいち早くご覧いただけます。また、小型EV自律走行 実験車両の展示・デモ走行も実施致しました。

■セミナー概要■
マツダの「産学官連携で拓くこれからのクルマづくり」セミナー風景

マツダ 松岡様 マツダ 山本様

■EV部品展示ルームのお披露目■
電気自動車「リーフ」のボディーやモーター・インバータ等の構成部品を常設展示するスペースが、北九州学術研究都市の 技術開発交流センター内に出来ました。

EV車輌部品に見入る見学者 EV車輌部品の説明を聞く見学者

◎お披露目では展示ルームが満杯になるほど多くの方々に見て頂きました。
 展示ルームは4月から希望者の見学を受け付けいたします。
 ご希望の方は自動車技術センター(093-695-3685)までご連絡下さい。

■自動運転試作車両の展示■
「九州・ひびきの自律走行研究会」の成果として自動運転試作車両の走行デモを実施しました。
自動運転試作車が、ハンドル部に搭載されたカメラで物体までの距離を計測し障害物を避けながら自律走行する状況を多くの 方々に見学していただきました。

自律走行デモ風景 大貝先生による自動運転車輌の説明

■参加者のアンケート結果■
・産学官連携の重要性・可能性を認識できた。
・研究開発対象の分野だけでなく様々な学の知識を取り入れる概念に感銘を受けた。
 など【大変参考になった】との多くの反響をいただきました。