【講座】「熱設計基礎講座~熱設計の基礎とLEDの熱設計~」のご案内

2014年06月12日

各位

ひびきの半導体アカデミーでは、半導体関連企業の技術者の方々や
関連企業へ就職を希望される学生等の方々へ向け、半導体技術者が
必要とする様々な講座を開催しております。
ご関心がございましたら、是非、ご参加賜れたら幸いです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ ひびきの半導体アカデミー講座のご案内 ◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(ひびきの半導体アカデミーは、2006年度より電気学会九州支
部協賛で開催しております。)
 
《今回は、2014年7月度開催講座のご案内です》
 
・熱設計基礎講座 ~熱設計の基礎とLEDの熱設計~
 
┃ ●開催講座詳細●
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【開催講座】
 『熱設計基礎講座 ~熱設計の基礎とLEDの熱設計~』

【講師】
 株式会社IDAJ 技術顧問 国峯 尚樹 氏
 〔(株)サーマルデザインラボ 代表取締役〕
 
【開催日時】
 7/29(火) 10:00~16:30
 
【会場】
 北九州学術研究都市 産学連携センター 2F研修室
 
【講座概要】
 電子機器の冷却は、今や製品価値や企業業績にも大きな影響を与
えるキー技術になっています。
 半導体部品の高集積・小型化と基板の高密度化が、機器の発熱密
度を押し上げ、熱設計を難しくしています。特にLED照明やパワ
ーデバイスは、今後の市場拡大が予想されるものの、コスト要求も
厳しくコストをかけない熱設計が重要になっています。
このためには、製品設計に関わる設計者全員が熱に関する基礎知識
と熱対策の定石を理解し、設計上流段階で熱対策を織り込むしか方
法がありません。
 本セミナーでは、まず電子機器の設計に関わる方が知っておくべ
き伝熱の基礎知識について演習【関数(べき乗計算)付き電卓を利用
】を交えて解説します。次にLEDを中心に放熱メカニズムや熱対
策手法について解説し、LED照明を事例として熱設計手順につい
て解説します。
 
【講座内容】
1. 熱設計が必要になったわけ
 -最近の電子機器の状況
 -熱が引き起こす問題(LED、パワーデバイス、等)
 -なぜ発熱が起こるか? 
2. 熱設計に必要な伝熱知識
 -熱伝導
 -自然対流
 -強制対流
 -熱放射
 -物質移動による熱移動
 -複合問題
3. 電子機器の熱対策とLEDの放熱
 -電子機器の放熱経路
 -熱対策の3分類
 -LEDの熱的特徴
 -LEDの熱対策
 -伝導冷却の重要ポイント
4. 基板による放熱
 -基板の等価熱伝導率
 -実装状態と熱の逃がし方
 -高輝度LED用高放熱基板試験方法(JPCA規格) 
5. TIMによる接触熱抵抗の低減
 -接触熱抵抗とは
 -接触熱抵抗計算
 -TIMの種類と性能
 -使用上の注意点
6. ヒートシンクの熱設計
 -ヒートシンクの設計手順
 -包絡体積と熱抵抗
 -フィンの向きと熱抵抗
 -障害物の影響
7. LED照明の熱設計手順
 -LED電球の放熱経路
 -経路熱抵抗の計算
 -目標温度に収めるための方策
 
【対象者】
・熱設計に携わっている企業の方
・熱設計に興味を持っている学生の方
・半導体・エレクトロニクス分野に関わる技術者の方
・ひびきのLEDアプリケーション創出協議会メンバーの方
 
【募集定員】
 20名
 
【受講料・テキスト代】
 ・受講料   無料
 ・テキスト代 1,000円
 
【お申込方法】
 半導体・エレクトロニクス技術センターホームページより
 お申込みください。
(※募集期間:平成26年6月11日(水)~平成26年7月22日(火))
 
┃ ●半導体・エレクトロニクス技術センター総合案内●
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
┃ ●お問い合わせ●
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(公財)北九州産業学術推進機構(略称:FAIS)
 半導体・エレクトロニクス技術センター(略称:SEC)
 担当:上野、大八木
 tel :093-695-3007

新着情報

公益財団法人北九州産業学術推進機構(FAIS)
〒808-0135北九州市若松区ひびきの2-1
TEL:(093)695-3111

Copyright © 2012 Kitakyushu Foundation for the Advancement of Industry, Science and Technology, All Rights Reserved.