生産性向上リーディングモデル事業
FAISはものづくりIoT活用による生産性向上をご支援致します。
FAISでは、IoTによる中小企業の生産性向上をテーマに、北九州地域の中小企業(製造業含む)の業務の改善を促進し、売上増加、雇用拡大を通じた本市経済の活性化につなげるための活動を行っています。特に、企業の生産性向上に対する意識の向上を図ることを目的に、先導できるプロジェクト(リーディングプロジェクト)を共同研究方式で実施しています。
また、製造業で培ったノウハウを生かし、新たな産業への展開として、農業分野のデジタル化推進にも取り込んでいます。現在、南区の農家をモデルとして、生育データの収集と蓄積・情報解析を通して、生産性の向上を目指す取り組みを進めています。
FAISでは、平成29年度より市内ものづくり企業様向けにIoT活用による生産性向上支援の活動を行っております。支援メニューは以下の内容です。
① 生産性向上スクール開催
② IoTツールキットの提供
③ IoT専門家派遣/プロトタイプ開発支援
一般には、IT(IoT)は成果が見えにくいわりには高額の投資になる場合が多いのですが、FAISは安価なIoTツールでまずはスモールスタートするところからご支援いたします。お気軽にご相談ください。
これまでの活動の成果を事例集にまとめました。
令和3年に作成した活動事例集は、こちらからダウンロードできます。
また、最新のDX推進事例に関しては、次のページをご覧ください。
https://www.ksrp.or.jp/robo-dx/blog/cases/cases-dx/index.html
生産性向上スクールの開催
北九州産業学術推進機構(FAIS)は、中小企業の生産性向上や新事業開拓を目指し、ロボット、IoT、AIといった新技術を社内へ導入・活用できる人材を育成するスクールを開講しています。
【スクールの概要】
①対 象 者 中小企業の経営者・管理者・現場リーダー、公的機関職員、製造業等のOB人材等
②内 容 生産性向上のための基礎編、IoT編、ロボット編
【スクールの特徴】
●新技術(ロボット、IoT、AI)の導入、活用を実践する人材に必要とされる「知識」、「技術」を習得していただき、スクール終了後には、中小企業が抱える生産性向上に関わる課題解決をサポートします。
●カリキュラムは、「基礎編」、「IoT編」、「ロボット編」等で構成し、各分野の第一線でご活躍される講師陣を予定しています。必要な講座を選択して受講することも可能です。
※令和5年度のカリキュラム・日程等は、次のページをご覧ください。
IoTツールキットの提供
FAISでは、地域のものづくり企業との共同研究で、PIYOT、HiBiKitという2つのIoT汎用キットを開発しました。
チラシをここから(PIYOT、HiBiKit)ダウンロードできます。
ワンストップ相談窓口とIoT専門家派遣
北九州市ロボット・DX推進センターのワンストップ相談窓口の運営を通じ、登録専門家を派遣することで地域中小事業者のDX推進をサポートしています。ワンストップ相談の流れ等についてはこちらのページをご覧ください。
IoT実践研究会の活動
平成30年度の北九州学術研究都市フォーラム講演にて、ものづくり現場のIoT活用を進めてきた戸畑ターレット工作所様より、「IoT実践研究会」の呼び掛けがあり、平成31年4月に市内中小企業5社と、福岡県工業技術センターおよび北九州産業学術推進機構にて発足致しました。
本研究会は、①ものづくり現場IoTを実践する上において不可避な困りごとやノウハウなどの情報を共有し、②共通の課題解決に向けたツール開発や議論を推進し、さらにその③成果を他の北九州市内中小企業に無償で展開することを目的として活動しています。
令和2年度 IoT実践研究会 活動報告会
日時:令和3年3月24日(水)14:00~17:10
場所:北九州産業学術推進機構(FAIS) 研修室
※より多くの方へご視聴いただくため、研究会メンバーのみ研修室とし、オンラインにて同時でWEB視聴形式にて開催致しました。
冒頭に、本研究会の発起人である戸畑ターレット工作所 中野貴敏氏より本研究会の主旨や活動状況の紹介があり、その後、研究会メンバーの市内企業7社、県外企業1社、およびIoT導入支援1機関より活動報告がありました。
講演風景
〇報告書(※ご自由にご参照ください)
◆講評 松永理事長
(公財)北九州産業学術推進機構 松永理事長
IoT実践研究会メンバー
令和3年度も、研究会活動を継続致します。
参加を希望される企業様は、下記までご連絡お願い致します。
問い合わせ先:FAIS 林t-hayashi@ksrp.or.jp