FS1(平成28年8月の再提案に向けた取り組み)
<目的>
魅力ある実証フィールドを求める研究者・機関、新産業・ビジネスを求める企業・投資家、イノベーション人材育成を掲げる高等教育機関、さらには社会政策提言機関などが国内外から集積し、常に世界に向けてインパクトのあるソーシャルイノベーションを発信し続けるリサーチコンプレックスの姿を具体的にデザインします。
<内容及び実施項目>
◆ 構築会議の設置 ◆ |
<内容> |
ソーシャルイノベーションに係る有識者、実証フィールドの体系化・方法論化に取り組むべき地域関係者・団体、取組の核となることが期待される企業・金融機関、規制緩和に係る政府関係者等から構成する、(仮称)北九州ソーシャルイノベーション機能構築会議(FS協議会)を設け、最終的なデザインに至るまでの検討、とりまとめを行います。 |
<実施項目> |
(仮称)北九州ソーシャルイノベーション機能構築会議の設置 |
◆ ソーシャルイノベーション実証フィールドの事例調査 ◆ |
<内容> |
国内外における実証フィールドを通したソーシャルイノベーション事例の調査を行うとともに、成果、課題を整理します。 |
<実施項目> |
ソーシャルイノベーション調査・検証 1)国内外における実証フィールドに係るソーシャルイノベーション事例調査 2)北九州リサーチコンプレックスで用いる「ソーシャルイノベーション」の 定義付け及びFSで取り組むべき”ソーシャルイノベーション”テーマ(課題) の抽出 |
◆ プレ実証の実施/実証フィールドのあり方と構築方策の検討 ◆ |
<内容> |
① 北九州地域における実証フィールドのレビュー ・取組概要 ・ソーシャルイノベーション効果 ・導入技術、システムの効用 ・参加者の整理と果たしてきた役割 ・国内外の取組と対比しての優位性、注目度 ・研究としての先駆性、先進性、発展性 ② 社会的課題の抽出と10年後を見据えたイノベーション仮説の設定 ③ イノベーションに必要とされる社会システム、制度変革の抽出 ④ 仮説に沿った実証フィールドの設定 ⑤ 国内外からの実証フィールドへの参加者の参集 ・有識者、研究者、企業、市民団体等 ⑥ 実証フィールドにおけるプレ社会実証の実施 ・2~3フィールドを想定 ⑦ 規制緩和等制度的課題ブレークスルーのための取り組み ・国家戦略特区等を活用 ⑧ 上記①~⑦の取組を踏まえたところでの評価 ・国内外からの注目に値するものか ・国内外から研究者、企業が集まる可能性とその規模 ・地域としての先進性 ・発展性、拡張性 |
<実施項目> |
プレ実証評価 1)北九州市における実証フィールドを通じたソーシャルイノベーションの成果・ 評価のとりまとめ 2)プレ実証に関する設計、実施、評価 3)国が北九州市を認定した国家戦略特区の活用戦略方針のとりまとめ (規制緩和等制度的課題ブレークスルーのための取組) |
◆ イノベーション人材育成 ◆ |
<内容> |
イノベーション人材の育成のための高等教育機関のあり方、産業界の関わり方などについて、地域全体として取り組むべき方向性をとりまとめます。 |
<実施項目> |
イノベーション人材育成のあり方の整理 |
◆ 国内外の関係機関との連携 ◆ |
<内容> |
ソーシャルイノベーションに積極的に取り組む国内外の研究者・研究機関、企業、金融機関、市民団体とのネットワーク化、連携のあり方を具体的な対象機関を想定してとりまとめます。 |
<実施項目> |
1)国内外関係機関とのネットワーク化、連携策のとりまとめ 2)国内外機関・企業等集積に向けた方策のとりまとめ |
◆ 体系化・方法論化のとりまとめ ◆ |
<内容> |
国内外から多くの関係者、機関が集積するための魅力・仕掛づくりに係る地域全体の取り組むべき事項(中核機関のあり方、行政当局の関与、企業の関与、異業種・異分野の融合、事業化の優位性、成果の発信等)を体系的・方法論的にとりまとめます。 |
<実施項目> |
北九州リサーチコンプレックス像提示 (北九州学術研究都市を中核とするリサーチコンプレックスの10年後の絵姿の設計) |
◆ 提案書の作成 ◆ |
<内容> |
上記の取り組みを踏まえて、発展性、拡張性を見据えて、世界の注目を集め、世界から研究者、高等教育機関等が集積する、世界に冠たるリサーチコンプレックスに値する提案書を作成します。 |
<実施項目> |
北九州リサーチコンプレックス像提示 (提案書の作成) |