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エコキャンパスへの取り組み

先端科学技術の教育研究活動を支えるエコ・キャンパス「北九州学術研究都市」

北九州学術研究都市では、教育研究活動に必要なエネルギーや水を、環境に配慮しつつ効率的に供給するために様々な工夫をしています。中でも北九州市立大学国際環境工学部は、環境負荷の低減をテーマに、光・風・熱等の自然エネルギーを最大限に利用するとともに、水やエネルギーを無駄なく利用するためのシステムを積極的に取り入れています。さらに、周辺の自然生態系や水の循環を復元することを目指したエコロジカルなキャンパス整備を実践しています。

エコ・キャンパス「北九州学術研究都市」

エコ・キャンパス実現に向けた試み

自然エネルギーを活用する取り組み »詳細

自然エネルギーを活用する取り組み

  1. 自然風の活用
  2. 自然光の取り入れ
  3. 屋上緑化・壁面緑化
  4. 地中熱による予冷・予暖(クールピット※1)
  5. 太陽光発電(※2)

水資源の有効活用と排水浄化 »詳細

水資源の有効活用と排水浄化

  1. 水リサイクルシステム(中水道)
  2. ビオトープ(※3)と自然型水路の整備

※1 地中の熱を取り出すための空気の通り道
※2 純度の高いシリコンの単結晶を薄切りにした単結晶シリコン太陽電池と製造コストを下げるために金属シリコンを鋳型で多結晶化させた多結晶シリコン太陽電池があります。他に非結晶のアモルファスシリコン太陽電池や結晶型と組み合わせたハイブリッド型があります。北九州市立大学では、北棟のひさしに単結晶型(250cm×75cm)156枚を、屋上の傾斜台に多結晶型(132cm×89.5cm)912枚を設置しています。
※3 様々な野生の生き物たちが、お互いに関係を持って暮らしている場所(野生の生物生息空間)

自然|心地よい風と光のキャンパス

北九州市立大学の校舎には、自然通風の仕組みが各所に取り入れられています。特に「ソーラーチムニー」は、北棟と南棟の屋上に設置され、太陽熱による煙突効果と外部風による誘因効果を利用して、自然換気を促します。 また、空調用の外気は、地下のクールピットから取り入れ、夏は予冷、冬は予暖を行います。北楝では、1階から4階まで吹き抜けた数ヶ所の光庭から自然光を取り入れ、ワークショップは半屋外として、自然の光と風を最大限に利用する計画としています。

北九州市立大学の校舎

ブラインド・ひさし ソーラーチムニー 光と風が通る光庭
日差しを調整する
ブラインド・ひさし
換気用煙突の
ソーラーチムニー
光と風が通る光庭

【夏(冬)期】地下のクールピットで予冷(予暖)された外気を空調に利用します。
【中間期】開放した窓から室内を経由して屋外へと自然の風が流れます。
【夏期】ソーラーチムニーの働きにより、夜間も冷気を地下のクールピットから取り入れ、建物全体を冷やします。

水|汚水浄化とリサイクル

学術研究都市キャンパス内の排水や雨水は、共同溝を経由して環境エネルギーセンターに集められます。同センターで、生物による処理とろ過処理を施された処理水は、各建物の便所洗浄水や、散水、冷却塔の補給水などとして再利用されます。処理水の余剰分は、ビオトープ池を経由して自然型の水路に放流されて更に浄化された後、土壌に浸透します。

汚水浄化とリサイクル

汚水処理設備 雨水処理ろ過装置 ビオトープ
汚水処理設備 雨水処理ろ過装置 ビオトープ
(イメージ図)
北九州学術研究都市
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〒808-0135北九州市若松区ひびきの2-1 TEL:(093)695-3111

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