企業・大学等が実施する研究開発に対する支援

大学等の研究機関、市内企業が実施する研究開発や製品化のために助成金を交付し、新技術・新商品の開発を支援しています。

FAISの研究開発に対する支援制度

○新成長戦略推進研究開発事業
    
名称 概要 対象者 補助額(補助率) 助成期間
シーズ創出・実用性検証事業 北九州市新成長戦略に定める成長分野に関し、実用化を目指すシーズを見出し、その可能性を検証するための研究開発に対して補助金を交付 市内大学等 (1)若手・チャレンジ枠 (2)一般枠 100万円(1/1) 単年度
実用化研究開発事業 北九州市新成長戦略に定める成長分野において、技術の高度化・製品の実用化並びに新産業の創出を目指す研究開発に対して補助金を交付 市内企業等中小企業 500万円(2/3)
その他500万円(1/2)
最長2年度

平成30年度採択実績

【シーズ創出・実用性検証事業】13件









採択テーマ名 申請企業・大学
パワーエレクトロニクス2.0対応リアルタイム寿命診断機能付きインバータの開発 九州工業大学
従来のアナタース型よりも長波長の光に応答できる酸化チタン光触媒による室内空気浄化 北九州市立大学
空間改善サービス実現のための人間の表情に基づく空間分析 北九州工業高等専門学校
太陽光と空気・水から過酸化水素をin situ合成する新規人工光合成システムの開発と実証 九州工業大学
並列プログラミング言語Elixir(エリクサー)における数学/AI/ML基礎ライブラリの開発 北九州市立大学
市内の休耕田で栽培した古代米を用いた、新しい古代米日本酒「とよとよ」の生産技術開発と商品化 北九州市立大学



微生物殺虫剤の大量生産技術を可能とする機能性ペプチドの探索 九州工業大学
遠景動画中のモヤの除去技術の研究 (一社)無人機研究開発機構
地球温暖化抑制を指向した太陽光によるCO2連続還元システムの開発 九州工業大学
ダイヤモンドによる次々世代超高耐圧デバイス:高耐圧化表面構造作製技術 九州工業大学
自動トマト収穫ロボット搭載用の熟れ度検出のための革新的触覚センサーと機械学習自動 九州工業大学
高機能複製不可能LSIとそれを用いたIoT用高速・低消費エネルギー認証システムの研究 早稲田大学
人との協調作業を実現するロボット搭載型無人搬送車の自律走行性能の向上 北九州工業高等専門学校
【実用化研究開発事業】7件
採択テーマ名 申請企業・大学
自己発電式バイオセンサを基盤とする農水産物の鮮度・品質管理IoTシステムの開発 (株)クアンド
視覚障害者や高齢者を含む交通弱者のための道案内システムの開発 (株)コンピュータサイエンス研究所
非加熱生物材料を用いた多様なプラセンタ化粧品の開発と高安全性品質評価法の開発 (株)FILTOM
微細粉塵を凝集させ集塵するバグフィルタ集塵機の研究開発 (株)山本工作所
自立支援に着目した「杖型立ち座り動作支援機器」の開発 (株)芳野ケアサポート
【継続】抗織化マテリアルを利用した肌用の新規塗布剤・貼付剤の開発 (株)新菱
【継続】マグネシウム合金粉末を用いた積層造形品の開発 (株)戸畑製作所

※採択実績はこちら
 ・平成30年度(PDF)
 ・平成29年度(PDF)
 ・平成28年度(PDF)

FAIS助成制度の主な成果事例(平成30年度採択テーマより)

【研究テーマ】 抗酸化マテリアルを利用した肌用塗布剤および機能性食品の開発

【申請企業】(株)新菱

人は生活する中で喫煙、紫外線などの影響(ストレス)により、常に体の中で活性酸素が発生しています。 強い酸化力を持つ活性酸素が過剰に作られる(酸化ストレス)と細胞膜破壊やDNAの損傷を引き起こし、生活習慣病や老化の原因になっていると言われています。

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国等の資金を活用した研究開発プロジェクトの推進

「戦略的基盤技術高度化支援事業(経済産業省)」や「地域イノベーション・エコシステム形成プログラム(文部科学省)」等、国等の資金を活用した産学連携の研究開発プロジェクトを積極的に実施しています。 平成30年度は、各大学における受託研究等と合わせて383件のプロジェクトに取り組みました。 中でも経済産業省が進める「スマートものづくり応援事業」では、中小企業の生産性向上を目的に「指導者育成(スクール)事業」と「現場派遣事業」を実施しました。

外部資金の積極的な獲得

北九州学術研究都市における外部資金の受入状況の推移(大学およびFAISの合計)

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経済産業省
外観検査装置の検査精度向上のための曲面配線技術を用いたLEDリングの開発
【戦略的基技術高度化支援事業】
28年度~30年度
9,800万円
圧延用大大径ロールの開発
【戦動的基盤技術度化支援事業】
29年度~R元年度
1億5,000万円
スマートものづくり応援隊事業
【中小企業支援等対策費補助金】
30年度
730万円
内閣府
ハイブリッド自動車向けSiC耐熱モジュール実装技術の研究開発
【戦的イノベーション創造プログラム(SIP)】
26年度~30年度
8億4,000万円
JST
スマート社会創造に向けたソーシャルイノベーション研究開発・実証拠点
【世界に誇る地域発究開発・実証拠点(リサーチコンプレックス)推進プログラム】
27年度~28年度
3億3,500万円
文部科学省
IoTによるアクティブシニア活躍都市基盤開発事業
【地域イノベーション・エコシステム形成プログラム】
28年度~R2年度
2,150万円
細加工プラットフォーム
【ナノテクノロジープラットフォーム事業】
24年度~33年度
8,000万円

FAISが支援した研究開発プロジェクトの主な実例

【事業名】長寿命で優れた耐摩耗性・耐肌荒れ性等を有するのΦ1000mm以上の圧延大径ロールの開発
【実施企業】(株)フジコー(北九州市戸畑区)、九州工業大学(共同研究機関)
【研究期間】平成29年10月6日~令和2年3月31日の3年間
【事業費】3年間で約1.5億円(内2/3の約1億円が補助金として助成される)
【狙い】
   製鉄ライン等の大径圧延用ロール等の表面特性の高度化、高寿命化、メンテコスト削減
【技術】
   フジコー保有技術による優れた表面特性を持つCPC管(Φ800mmMax)の拡管技術を開発
【体制】
   (株)フジコー、九州工業大学、FAIS(管理機関)、第一高周波工業(アドバイザー)、拓南製鐵(川下企業アドバイザー)
【課題】
   ①CPC法により表面改質した中空2層スリーブ品(Φ800mm程度)の製作
   ②拡管装置(今回の開発技術)による拡管加工(Φ800→1400mmへ)
   ③拡管した2層スリーブに芯材を焼嵌め固定し、中実ロール完成
【進捗】
   平成29・30年度の課題をクリアし、令和元年度事業を推進中
フジコー保有技術による優れた表面特性を持つCPC管(Φ800mmMax)の拡管技術を開発

ロボット・IoT・AI等を活用した生産性向上支援事業~スマートものづくり応援隊事業~

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1.指導者育成スクールの開催

中小企業の生産性向上を支援するため、ロボット、IoT、AIといった新技術の導入をコーディネートする人材育成を目的とするスクールを開講。

【実施時期】 平成30年8月~平成31年1月(全13講座)
【内容】   生産性向上のための基礎編、IoT編、ロボット編など
【受講者数】 延べ約250名

2.中小企業への専門家派遣

中小企業がロボットやIoT導入により生産性向上を目指す際に、知見を有する専門家を派遣。
派遣回数:計50回

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