第213回ひびきのサロン 第64回北九州医工学術者会議「新たな研究シーズの探索に向けた医・歯・工の連携」を開催しました。
2024年11月7日に北九州医工学術者会議が「新たな研究シーズの探索に向けた医・歯・工の連携」というテーマでセミナーを開催いたしました。北九州市内の大学の若手研究者を中心に10名による研究成果の発表や意見交換が行われました。発表された研究内容は、口腔内の菌やプロバイオティクス菌に着目したがんや歯周病等の予防医療に繋がる可能性があるものや、インプラント治療への応用が期待される新しい3Dプリント材料の開発等多岐にわたり、会場からの質疑も盛んに行われていました。また、今年度より北九州医工学術者協会の理事による表彰制度も始まり、若手研究者の今後の活躍が期待される有意義なセミナーとなりました。
第213回ひびきのサロン 第64回北九州医工学術者会議
「新たな研究シーズの探索に向けた医・歯・工の連携」
日 時:2024年11月7日(月)14:00~17:40
場 所:北九州学術研究都市 産学連携センター 2階 中会議1
参 加 費 :無料
内 容:
(14:00-14:05)開会挨拶
① (14:05-14:25)
「介助動作の筋骨格シミュレーションにおける手に作用する力の影響」
九州工業大学 大学院生命体工学研究科 内村 涼 氏
② (14:25-14:45)
「ウェアラブルデバイスを用いた咀嚼行動の評価」
九州歯科大学 地域健康開発歯学分野 助教 白木 光 氏
③ (14:45-15:05)
「歯周病原菌に対するプロバイオティクス菌の効果」
九州工業大学 大学院生命体工学研究科 教授 前田 憲成 氏
④ (15:05-15:25)
「歯磨剤のフッ素が歯冠修復物の表面性状に及ぼす影響 」
九州歯科大学 大学院歯学研究科 松尾 実咲 氏
⑤ (15:25-15:45)
「口腔がん細胞の増殖を抑制する口腔内常在細菌の存在」
九州歯科大学 大学院歯学研究科 戌亥 衣祝 氏
⑥ (15:55-16:15)
「抗菌活性イオンを担持したジルコニアインプラントの抗菌性評価」
九州工業大学 大学院生命体工学研究科 入口 俊介 氏
⑦ (16:15-16:35)
「小児歯科領域に関する画像と研究」」
九州歯科大学 歯科放射線学分野 教授 森本 泰宏 氏
⑧ (16:35-16:55)
「マルチ酵素生成菌 Aeromonas hydrophila ST5株を用いた抗ウイルス活性の向上化」
九州工業大学 大学院生命体工学研究科 松島 雄大 氏
⑨ (16:55-17:15)
「ラットにおける食品ゲルのテクスチャー識別」
九州歯科大学 大学院歯学研究科 若尾 拓俊 氏
⑩(17:15-17:35)
「3Dプリント技術を応用した生体模倣歯の開発」
九州歯科大学 大学院歯学研究科 森 涼 氏
(17:35-17:40)閉会挨拶
<講演の様子>
講演には、32名の方にご参加いただき、盛況のうちに終了致しました。ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。